【楽農くらぶ便り】「畑つくり」もスタート!

大東文化大学 齋藤ゼミレポート(2)

 4/24(金)楽農くらぶ 畑づくりが行われました。

 我々、大東文化大学環境創造学部、齋藤ゼミもこのワークショップに参加しました。

 幅広い年代や立場の方々がワークショップに参加されていて、多くの方が自然農法に興味があって野瀬さんが行っている取り組みを知りたいと思いを持って集まってきました。

 最初に行われたオリエンテーションでは、18日に行われた家つくりのワークショップのオリエンテーションと同様に、楽農くらぶが始まるきっかけをお話いていただきました。その後、「自然農について語ろう」というテーマから、野瀬さんからのレクチャーをいただきました。

 ここでキーワードとなる自然農法とは、一般的に行われている慣行農法とは違い、化学肥料や農薬を使わずに、ありのまま、自然の摂理に従って行われている農業のことです。野瀬さんからのお話を聞いた後には、参加者からはたくさんの質問がありました。

 「虫に食べられたりしないの? またその対処法は?」といった疑問に対して、「放っておいて大丈夫、自然に従っていけばバランスが取れて良くなってくるよ。」あえて対処しないことで良くなるという、私たちが思っていたこととは違う答えを聞き、とても驚き、新鮮で面白く感じました。

お楽しみの野菜ランチ

 午前の部が終わりお昼の時間になると、東久留米にあるひなカフェさんに、野瀬さんが育てた野菜を使ったランチを作っていただき、みんなで楽しく食事をしました。

 普段、学生生活において偏った食事をしている私は、野瀬さんのおいしい野菜をふんだんに使ったご飯を食べて、体の中が洗われるような気がしました。

道草を食べる? 野草の話

 午後は「道草を食べる会」の「やとじい」こと平田さんからの野草についてのお話がありました。

 まず、野草がどんなものなのか、そのルーツを和歌などを引用してわかりやすく教えていただきました。また、食べられる野草や毒があって食べてはいけない野草を細かく説明していただきました。

 その後、今回ワークショップの行われた野瀬さんの直売所周辺に生えている野草を紹介していただきながら、実際に見て回りました。

 周りには開発された土地が多いため、そんなに種類なんかないだろうと思っていたのですが、何種類もの食べることのできる野草が生えていて、とても驚きました。しかし、「毒があって食べてはいけない野草も身近に生えていることもあるそうなので気を付けてほしい」とおっしゃっていました。

菜ばな摘みで農業にふれる

 最後に野瀬さんの畑にお邪魔しました。まず、に畑に入るときの注意、畑の概要などを教えていただき、その後みんなで菜ばな摘みを体験しました。皆さんが一心不乱に菜ばなを摘む姿は楽しそうで輝いていました。

 普段、農業を体験する機会はないので、植物に囲まれ、ふれ合っていくうちに、不思議と癒され元気をもらうことができました。

 今回のワークショップが楽農くらぶ、畑づくりのスタートでしたが、和気あいあいと楽しく活動することができて、良い一歩を踏み出せたと思います。今後どのようにこの活動が発展していくのか本当に楽しみです。

(大東文化大学 環境創造学部 齋藤ゼミ 吉田)


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